福岡市天神
福岡手もみ整体院COZY
猫背は、近年のデスクワークなどにより発症する事が多くあります。その原因や治し方などを解説します。

猫背
最近のパソコンやスマホの使用頻度が上がり常に背中を丸め下を向くことが多い現代社会では猫背にならない方がおかしい程、自ら猫背になるように努力していると言わざる負えない状況です。
仮に姿勢が5度前傾すると年齢が10歳老けて見えるという検証結果もあるように、見た目的にもとてもマイナスな印象を与えてしま猫背とは一体どのようなものなのでしょうか?
猫背とは
猫背とは医学的には,背中が後方に丸く曲がり,首が前に出た状態で,脊柱後湾症。円背(えんばい)と呼ばれます。

逆に背骨の湾曲が極端に少ない方は平背(へいはい)と呼ばれます。
通常、背骨(脊椎)は首から腰にかけて真っ直ぐな一直線になっておらず首(頚椎)は前弯しており背中(胸椎)は後弯し腰(腰椎)は前弯しています。背骨は身体を横から見るとS字になっているのです。これが人間本来持っている生理的湾曲と呼ばれているものです。
この生理的湾曲が崩れている方が,猫背なのです。
生理的湾曲

その猫背のメカニズムは,骨盤のズレや背筋の衰えにあり,根本的な原因は慢性的な運動不足が第一の原因となっています。
最近の健康志向が高まってきた近年においても,この現代社会においては意識的に運動をしている人は非常に少ない状態です。また,普段の移動手段などにおいても車や電車などで歩くということが非常に少なくなってきている現状です。
面白いことに、この運動不足は都会より地方の方が深刻な問題になってきています。電車で通勤されている方などは電車の乗り継ぎなどで意外と歩く機会が多いのですが、地方に行けば行くほど車移動を余儀なくされている状態となり歩くことがほとんど無いのです。
なぜ猫背になってしまうのか?
大抵の方が猫背になる原因は背中にあると思われています。しかし、真の原因は背中よりもっと違う場所に隠されているケースが多く存在します。
それでは,本当の猫背になる原因とは!?考えて行きましょう。
猫背の原因
様々なサイトで『猫背の原因は背中の筋力不足』という説が多く掲載されています。確かに筋肉不足という事は要因の一つとしてあげられます。
しかし、実際には筋力不足によるものだけではない!という事を頭に入れておいてください。
それでは色々ある猫背になる原因を挙げてみましょう
1.筋力低下による猫背

よく言われているのが,筋力が低下することにより姿勢を保つ事が出来なり猫背になってしまうという話です。これは間違ってはいないのですが,これだけでは説明不足なのです。
さらにいい加減なサイトでの説明ですと,ただ背中の筋肉を付けると猫背は改善すると言っている所もあります。
そのような事はとんでもない事です!
実際にはこんな単純な話ではなく,猫背になるパターンは様々であり,その引き金になる原因も様々なのです。
あくまでその一つとして,筋肉の衰えという事があげられるのです。
どの部位の筋力不足が猫背の原因なのか
闇雲に筋トレしても猫背は改善しません!
猫背になる原因には,姿勢を保つ役割を持つ背中の広背筋などの筋力低下が原因で猫背になることはお分かりになるかと思いますが,実は背中の筋力低下だけが猫背になる原因ではありません。
もちろん猫背を改善していく為には,姿勢維持に欠かせない背中の筋肉などを鍛えていかなければならないのです。猫背を改善しようとし,一生懸命背中の筋トレだけをしても猫背は中々改善は出来ません。
実は,姿勢を維持する役割を持つ背中の筋肉量は姿勢の良い方と対してもあまり差が無い人でも猫背になりやすい方がおられます。
この様に姿勢の良い方にたいして猫背になりやすい方の特徴は骨盤に原因がある場合がございます。
実は骨盤を支える筋肉(腸腰筋)などが弱くなると、骨盤を正常な状態(骨盤が歪む)で保てなくなります。
骨盤が正常な状態(位置)で無いと姿勢を維持するために使う筋肉が姿勢の良い方に比べると、より負担が掛かりやすくなり姿勢維持する筋肉に疲労が溜まり姿勢の維持が出来ずらくなります。
腸腰筋の役割
腸腰筋とは骨盤周辺にある大腰筋や腸骨筋の総称で,インナーマッスルの一つで,正しい姿勢の維持や下半身を使った動作(歩くや飛び跳ねる)の制御と深い関わりのある筋肉です。
簡単に言っていしまうと歩く時などに使う筋肉(それ以外にも沢山役割が有りますが・・・)ですが,普段あまり歩かないでいるとこの腸腰筋などは年齢と共に衰えてきます。
また,「私は仕事中結構歩くよ」という方でも,歩き方に問題が有る場合があります。
普段歩く時に意識的に足を上げて歩く人は少ないのが現状で,人間の行動習性でただただ移動するためだけに歩く時は,歩幅は狭く身体が疲れない様に無意識に足を上げず膝から下だけで歩く「ペンギン歩き」をしている方が多いです。
この様な歩き方では腸腰筋はあまり使っていないので、仕事などで歩きまわっているという方でも腸腰筋が衰えてきます。
腸腰筋と骨盤との関係
先ほども腸腰筋は骨盤周辺の筋肉ですとお話いたしましたが、もう少し詳しく説明します。
腸腰筋の中の大腰筋は腰骨と足骨をつないでいます。この大腰筋が萎縮すると腰の反りが激しくなり骨盤が前傾してきます。また逆に弱ってくると大殿筋に引き付けられ骨盤が後傾してきます。

腸骨筋は骨盤の内側と足の付け根を結ぶ筋肉で先ほどの大腰筋と同じく萎縮によって骨盤は前傾、弱くなると骨盤は後傾する傾向にあります。
仮にこれらの筋肉が弱くなると骨盤は後傾し腰椎(腰の骨)の湾曲が無くなり、身体全体は後側に重心が傾きます。
後側に重心が移動す事により、身体全体のバランスを取る為に胸椎(肩甲骨の下辺り)から前側に丸めて身体のバランスを取るのですが、これが猫背の姿勢になるのです。
筋力強化で猫背改善
今まで猫背を改善するために、一生懸命背中の筋肉を鍛えても猫背が改善しないと嘆いていた方は、まずは背中の筋力アップを図る前に骨盤の向きがどうなっているか確認してから猫背改善の為のエクササイズなりストレッチをするようにしましょう。
もし仮にあなたの猫背のタイプが通常のタイプではなく骨盤後傾型猫背や骨盤前傾型猫背の場合、いくら姿勢を維持するための背中の筋肉を鍛えても猫背は中々改善されません。
骨盤後傾型猫背の方や骨盤前傾型猫背の方は、まずは背中の筋力アップをを図る前に腸腰筋を鍛え骨盤が正常な状態にしてから姿勢維持に使う筋肉の強化を図りましょう。
2.骨盤の歪み・脊椎の可動域低下による猫背

骨盤の歪みや脊椎の可動域が減少したことにより起こる猫背には2通りの原因があります。
1つは土台となっている骨盤の歪みにより起こす事により,脊椎の前後のバランスが崩れる事です。
2つ目は背骨を支えている靭帯の柔軟性が損なわれることにより関節が正常に動きずらくなり、猫背になりやすくなるという事です。
骨盤は腸骨が2つと真ん中に仙骨という3つ骨で構成されています。

この真ん中の仙骨の角度によって,その上に伸びる脊椎の連なりは変化してきます。
さらに,背骨の前側には前縦靭帯(ぜんじゅうじんたい)が、後面には後縦靭帯(こうじゅうじんたい)が走っています。
この2つの靭帯の不調が原因で猫背になる事が有ります。
さらに,何となく猫背と言われると、背骨が前側に曲がっていると想像は出来ると思いますが、これは骨が曲がるのではなく、背骨の間にある椎間板の機能低下により背骨が本来の可動域が確保できなくなり起こりえる猫背です。
椎間板は年齢と共に本来の機能を維持することが難しくなります。
そこで少しでも椎間板の機能低下を防ぐ働きのある『グルコサミン』や『コンドロイチン』といったサプリメントを摂取し機能低下を防ぐ事も一つの方法です。
3.筋肉の柔軟性低下による猫背
筋肉の柔軟性とは主に身体の前側の筋肉の柔軟性が低下(筋委縮により筋肉が縮み柔軟性が低下する)し,その事により首や肩が前に引き付けられ猫背になり易くなります。
そこで,身体の前面部分の柔軟性を回復するストレッチを行うと好ましいです。
ここで,猫背になる原因の筋肉の1つに挙げられる部位を紹介します。
この猫背になる原因を作る筋肉が1度は耳にしたことがある『大胸筋』という筋肉です。
この『大胸筋』の身体の前側にある筋肉が萎縮することにより,肩関節が前方に引き付けられ猫背になってしまう方がいます。通称「巻肩」と呼ばれるものです。
本来、大胸筋は腕を上げたり横に開いたりと腕を動かす際には必ず動く筋肉で普段の生活でとても大事な役割を持っています。しかし、最近の生活環境ではこの腕を上げたりとか横に開くなどの行動が減ってきています。
ここで、少しご自身の1日の行動を思い起こしてみて下さい。
あなたは1日の内に肩より上に腕(この場合肘が肩より上に上がったと解釈してください)が上がったが覚えているでしょうか?
現在の生活環境の中では肩より上に腕を上げるという行動は、高いところのモノを取る時か意識して腕を上げる(ストレッチ)といった行動をしないと腕は肩より上に上がることがございません。
あまり腕を動かさないでいると肩関節に付着している大胸筋は、段々と本来の柔軟性を失い徐々に筋肉が縮みやがて肩が前側に引き寄せられ猫背の姿勢になってしまします。
PCやスマホも猫背の原因に!

日中は仕事でパソコンの操作ばかりを行っていたり,仕事が終わっても四六時中スマホを扱っているという方も多いかと思われます。
このようなパソコンやスマホを操作している自分の姿勢を想像してみてください!
パソコンやスマホの画面を見る為には,頭を前に傾け,背中は丸まった状態であると思われます。
この状態で1時間もパソコンやスマホなどをイジっていると身体の前側の筋肉は常に萎縮した状態になります。筋肉が萎縮した状態で長時間いると血流がだんだんと悪くなり、筋肉の柔軟性が低下いたします。
身体の前側の筋肉が毎日萎縮した状態を繰り返すと、やがて筋肉の柔軟性は無くなり筋肉が慢性的に硬く萎縮した状態になってしまうのです。
!筋肉は30分以上動かないでそのままでいると,その状態を記憶してしまいます!
例えば、10分くらい顔を右側に向けた状態でいきなり左を向こうとしたら筋肉が固まって動かしずらい又は痛くて動かせれないという経験ありませんか?
10分くらいでも同じ姿勢をしていたら、筋肉はその状態を記憶し元の状態に戻るのを困難にしてしまうのです。
中々むずかしとは思いますが、お仕事をしている最中やプライベートでもPC作業やスマホを使用する時など、30分以上同じ姿勢をしたら一度姿勢を変える目的で,“立ち上がって背伸びをしてください”これだけでも不良姿勢の癖が付くのを抑えられます。
また、ご自宅に帰ったら簡単なストレッチを行う癖を付けましょう。
このような筋肉の柔軟性を付ける事により昼間に溜めた筋肉の疲労や歪みの原因なども回復することが出来ます。
気を張って頑張り過ぎる必要はありません。毎日の積み重ねを行えば,簡単なストレッチで十分なのです。日々行う癖を付ける事が重要です。
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